洋菓子と紅茶のお店が新たにジェラート部門を増設され、「もっと面白いことができないか？」という相談からブランディング企画の依頼を受けました。
お店へ行くと、壁面に口の周りをジェラートでベタベタにして笑う顔写真が並んでいました。そんな現状を確認しながら打合せをし、企画を進めて行きました。
頭に浮かぶ案はジェラートをどのようなカタチで表現することばかりに考え方が集中してしまい納得のいかないまま時間だけが過ぎてしまいました。そんな中、打合せの時にしたメモを見たときに「口の周りにジェラートをつけた写真」と書いてあるのを目にしました。そこから発想したのは親しみやすさとユーモアを感じるキャラクター的な案でした。色々なモチーフを考え、誕生したのが口の周りにジェラートをつけた白くまでした。
白くま＝北極（冷たい）　口の周りの輪＝ジェラート

企画を進めていくにしたがい、ロゴ・マークというよりはマスコットキャラクターとしての表現で展開することになり、包材の数も少なく、展開としてはジェラートカップの蓋とサイン関係ぐらいでしたが、採用になった白くまのいろんなポーズを制作。店内の壁面に描き、楽しい売場になりました。

ちなみに、マスコットの名前は「クチノワグマ」と命名しています。