新商品のパッケージデザインの依頼を受けました。
奄美大島にわずかに生息する、絶滅危惧種アマミノクロウサギをモチーフにしたサブレのパッケージです。商品の形状や価格などを参考に、愛らしさや親しみの湧くデザインを考えていきました。
真っ先に思いついたイメージは「ピーターラビット」でした。少しパロディー感覚を取り入れることで楽しさを感じ、アイキャッチ効果のあるデザインになると考えました。まず「ピーターラビット」ならぬ「アマミラビット」と設定し、絵本の表紙のようなデザインを表現しながら書体とイラストのバランスを整えました。また、国産小麦や純黒糖100％使用のため、お土産菓子としては価格が少し高めでしたので愛らしく・高級感を表現することを意識しながらまとめ提案し、採用となりました。
発売後、「キャラクターが可愛かったから」と購入時のお客さんの声が多く聞かれていることを知り、ちょっとした手土産として、観光のお土産として喜ばれるようなデザインができたと思います。

新商品のパッケージデザインの依頼を受けました。
奄美大島にわずかに生息する絶滅危惧種アマミノクロウサギをモチーフにしたクッキーのパッケージです。
一足先にアマミノクロウサギサブレが発売されていたので、姉妹商品としての考え方と差別化を図れるような案を考えていきましたが、店舗・空港内の売り場などの状況や5枚入りで価格も買い易い商品でしたので、差別化を計る方向性の案を考えて提案しました。サブレは写実的なスケッチ風の絵でしたが、シンプルに思い切ってシンボライズしたアイキャッチ効果のあるデザインに仕上げました。夜行性と言うクロウサギの特長をベース色に4コマ漫画の1マスを切り取ったようなコミュニケーションを計ることができるデザインにしました。大人から子どもまで幅広い層に、可愛いと支持されるようなタッチを意識しました。
また、こちらは小さい箱なので、より簡略化したタッチが活きたデザインになりました。