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Okura-Iri

ここでは、いくつかの提案した案件の中から「本当に良かったのに」の案が様々な理由によって採用にはならなかった企画・デザインをご紹介させて頂きます。

株式会社JR西日本コミュニケーションズ

その他−ノベルティ(ステーショナリーグッズ)デザイン

CVSのノベルティのデザイン依頼を受けました。商品を買ったお客様にプレゼントするクリアファイルのデザインです。
期間を有効に使うため、いくつかのデザイン会社が合同で案を提出することになり、そのうちイラスト案を担当することになりました。全5種の車両内容で、うち2種を作成して提案することとなりました。
まず、書店を回るなど鉄道の資料を探し、家では鉄道好きな子どもの愛読書も参考にしながら、イラストの構図を決めていきました。実写より、よりカッコ良くを目指しながらじっくり時間をかけて描き上げて提案しましたが、最終的に写真構成の別案に決定しました(泣)。良い出来だと思っていたので残念ではありましたが、やはり鉄道関係は実写や合成に勝るものは無いのかと思いました。

それでも、いつか陽のあたるところに出せないかと思っているのですが…。今となっては、家に飾っておこうかとも思ったりしています。

株式会社JR西日本コミュニケーションズ01
株式会社JR西日本コミュニケーションズ02

art direction, design/浅草 洋祐(doubles)
Illustration/浅草 洋祐(doubles)

株式会社アシックス

広告デザイン

雑誌広告のデザイン依頼でした。
野球用品の「よく飛ぶ」が商品特徴のバットをどのように伝えるかを考えていく内容でした。
私自身 野球経験者でもあり、今までに色んな広告は見ていたのでまずは、打っているシーンにボールが空高く飛んでいる案や商品を愛用して手放せないシーンをいくつか考えていきました。その中で他社との差別化を目的とし、もっと違う目線でその良さを表現できないかという方向性も考えていきました。そこで思い出したのはよく漫画で少年が隣の家のガラスを割って怒られるシーンでした。そのシーンを基にユーモアな感覚で実写にして提案しましたが採用とはなりませんでした。
しかし、一つの観点からでなく、反対の観点から見た発想ができたことに満足しています。

良かったのになぁ〜。楽しんでできた案件でした。

株式会社アシックス

director, art direction, design/浅草 洋祐(doubles)